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萩原健一主演映画『八つ墓村』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 日本映画 | 2015年06月05日(金)20時10分 | 編集 |
2015年6月5日(金)


6月4日(木)にBSTBSで萩原健一主演の映画『八つ墓村』を見ました。
本作は1977年に公開されています。

公開当時私は小学生でしたが「祟りじゃ〜っ!」というセリフが流行したことは何となく覚えています。
映画で語られる祟りの出発点は落ち武者となった戦国大名尼子(あまご)氏家臣団の惨殺事件に求められます。

歴史的事実として1566年に尼子義久が毛利元就に敗れたことにより戦国大名尼子氏は滅亡しました。

尼子氏が滅ぼされた後、映画では尼子義孝ら8名の尼子氏家臣たちが毛利軍の追手から逃れて八つ墓村に辿り着きます。

尼子義孝というのは架空の人物であり、八つ墓村は現在の岡山県真庭市の前身である八束村(やつかそん)が由来となっています。

落ち武者となった尼子義孝ら8名は農民と化し、村人たちとも融和してしばらくは平和な暮らしを送っていました。

ところが毛利軍の落ち武者狩りは相変わらず続いており、落ち武者を討てば報奨金を与えるという毛利氏からの知らせが八つ墓村にも届きました。

八つ墓村を取り仕切っていた実力者たちは報奨金に目が眩み、8名の落ち武者を村祭りの際に惨殺します。
信じていた村人たちに裏切られた尼子義孝らは「末代まで祟ってやる!」との言葉を残して死に絶えました。

こうして八つ墓村に暮らす代々の子孫たちには尼子氏落ち武者8名の祟りの存在が語り継がれることになったわけですが、この400年前から伝承されている祟りと現代(1970年代)における犯行動機を結びつけるにはやはり無理がありました。

映画の中ではなぜ犯人が何人もの人間を殺していくのかという一応の理屈付けがありましたが今ひとつ説得力に欠けており、その人が殺される理由が判然としない人もいましたね。

主役の寺田辰弥を演じる萩原健一と未亡人の森美也子を演じる小川真由美が鍾乳洞の内部で唐突にセックスを始める場面があるのですが、なぜあんな薄暗い不気味な場所でセックスをしなければならないのか意味不明です。

小川真由美(1939-)は撮影時37歳ぐらいですが、セックス場面に限らず成熟した大人の女性の肉体美をもっと晒して欲しかったですね。

1970年代後半ではあの程度の描写が限界だったのでしょうね。
映画公開から約40年が経過した今の時代であれば、もっと露出度の高い扇情的な演出が可能だと思います。


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