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キャサリン・イザベル主演映画『アメリカン・ドクターX』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2015年06月24日(水)23時38分 | 編集 |
2015年6月24日(水)


6月24日(水)にGyaO!でキャサリン・イザベル主演の映画『アメリカン・ドクターX(原題:American Mary)』を見ました。

米倉涼子がテレビ朝日のドラマで演じているドクターX ~外科医・大門未知子~とは作品の方向性が全く異なりますので、原題をそのまま訳してアメリカン・メアリーでも良かったのではないかと思います。

原題のAmerican MaryはBloody Maryを意識した題名だと思います。
Bloody Mary(血まみれのメアリー)とはイングランド女王のメアリー1世(在位:1553-1558)の異名です。

プロテスタント信者を大量虐殺したメアリー1世については2011年3月1日(火)の記事『アントニス・モル『イングランド女王メアリー1世』』(loro2012.blog)で取り上げたことがあります。

さてキャサリン・イザベルが演じるメアリー・メイソンは医学部に通う美人女子学生で外科医を目指しています。

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貧乏学生のメアリーはスマートホンの料金を支払えないぐらいお金に困っており、やむを得ずストリップクラブで働いて資金を得ることを決意します。

メアリーはクラブのオーナーであるビリー・バーカーに面接を受けていたのですが、その直後、店内で殴る蹴るの暴行を受けて大怪我をした男がいる所に連れて行かれ、外科医を目指しているのであれば外科的処置が出来るはずと言われ5,000ドルの報酬欲しさに治療を引き受けます。

これがメアリーにとってモグリの外科医としての出発点となりました。

純情なメアリーはお金を稼ぐためとはいえこうした形での医療行為に手を染めたことに帰宅後も嫌悪感を抱きましたが、その後、人生を決定づける不幸な事件が発生します。

メアリーは医学部のウォルシュ教授に誘われて出席した外科医が集まるパーティで睡眠薬入りの酒を飲まされ、アラン・グラント教授に介抱されている内に意識が遠のき、ベッドに横たわった直後に強姦されました。

グラントはこれまでにも美人女子学生を物色してはこうしたパーティーにおいて同様の手口で強姦を繰り返している常習犯で、犠牲になった女子学生たちは卒業や就職のことを考えると泣き寝入りするしかなかったのでした。

しかしメアリーは泣き寝入りするような女性ではありませんでした。
復讐の鬼と化したメアリーはストリップクラブの用心棒にグラントの拉致を依頼します。

屈強な男たちによって拉致されたグラントはベッドに縛り付けられ、恐怖心に震えながらメアリーの「外科的処置」を受けるのです。
その内容は舌を裂き四肢を切断しペニスと睾丸を切り取るというものでした。

私はこのメアリーによる復讐場面を見た時にこの映画の監督は女性だろうと思いましたが、あとで調べてみるとやはり女性監督でした。

本作の監督は双子の女性でジェン・ソスカ(Jen Soska)とシルヴィア・ソスカ(Sylvia Soska)です。
2人合わせてソスカ姉妹(Soska sisters)と呼ばれています。

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本来セックスとは男性の愛撫やペニス挿入によって女性が快感を得るためのものであるべきなのに、女性にとって苦痛でしかない合意のないセックスを強いる男はこの世のエリートであろうが何であろうが不具者にすべきという監督の意志が明確に表れた場面でしたね。

太古の昔から男の身勝手な性欲を満たすために強姦されて来た夥(おびただ)しい数の女性たちの怨念が主役のメアリーに乗り移り、「手術」によって強姦魔を不具者にして痛みと苦しみを与えた上で殺害するという復讐劇がこの映画の肝です。

メアリーは最期、血まみれのメアリーとなって命を落としますがセクシャル・ハラスメントやパワー・ハラスメントに対して泣き寝入りするぐらいなら身の破滅を選んだ方がマシという満足気な死に顔が心に残りました。

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