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ロブ・ロウ主演映画『ケネディ大統領を殺した男』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2015年08月09日(日)15時11分 | 編集 |
2015年8月9日(日)


8月8日(土)にBS11でロブ・ロウ主演の映画『ケネディ大統領を殺した男(原題:Killing Kennedy)』を見ました。

ロブ・ロウが演じるジョン・F・ケネディ(1917-1963)には数多くの愛人がいたことは周知の事実ですが、この映画ではジュディス・キャンベル(1934-1999)が愛人の一人であったことが描かれていました。

ジュディス・キャンベル(Judith Campbell)は1975年にゴルファーのダン・エクスナーと結婚したためジュディス・エクスナー(Judith Exner)と呼ばれる場合もあります。

1960年にラスベガスにおいて、当時上院議員で大統領候補だったジョン・F・ケネディと美貌の女性ジュディス・キャンベルを引き合わせたのはフランク・シナトラです。

ジョンが大統領に就任したのは1961年1月のことですが、ジュディスは大統領になったジョンをホワイトハウスに訪ねプールで一緒に時間を過ごすなどしてセックスする日々を続けていました。

セックスへの関心が人一倍強かったジョンにとってジュディスのようなセックスパートナーは大統領就任後も数多く存在しましたし、弟のロバート・ケネディや妻のジャクリーン・ケネディも半ば諦めて黙認していたわけですが、ジュディスは単なる愛人では済まない存在でした。

夫の女癖の悪さに当惑するジャクリーン・ケネディを演じているのはジニファー・グッドウィンです。

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実はジュディスはジョンと知り合って愛人になった数ヶ月後、フランク・シナトラに紹介されてサム・ジアンカーナ(1908-1975)と知り合い、サムの愛人にもなっていました。

サム・ジアンカーナはアル・カポネの部下として頭角を現したシカゴ・マフィアの頭領でした。

現在ではジョンが大統領になれたのは闇社会を牛耳るサム・ジアンカーナの非合法な協力があってのことと言われていますが、1960年代初頭にそのような事実が世間に広く知れ渡ることはなく、ましてや大統領のジョンとマフィアの親玉のサムが愛人を共有していることは絶対に露呈してはいけない事実でした。

映画ではロバートが兄のジョンに対してジュディスと縁を切るよう説得する場面が描かれています。

ウォーレン委員会が下した結論により今のところジョンを暗殺したのはリー・ハーヴェイ・オズワルドであるとされていますが、映画ではこの結論に則ってオズワルド単独犯行説を採用し、オズワルドが犯行に至るまでの人生についても深く触れています。

オズワルドは海兵隊員として厚木基地に勤務していた時代にロシア語を学び、除隊後の1959年にソ連に旅行に出かけた折、資本主義や民主主義がもたらす社会悪に嫌気してモスクワにあるアメリカ大使館に赴き、亡命を申請してパスポートを返却しアメリカ市民権を放棄しました。

オズワルドはソ連当局からミンスクでの生活を許可され、現地で知り合ったロシア人女性マリーナ(Марина Николаевна Прусакова)と結婚しました。

マリーナを演じているのはミシェル・トラクテンバーグです。

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結婚したオズワルドは妻子を連れてアメリカに戻りダラスに居を定めますが、オズワルドとマリーナの夫婦生活は上手く行かずやがて別居することになります。

映画ではジョンとオズワルドの2つの人生を平行して描く手法を採用しており、オズワルドが逮捕から2日後にダラス警察の地下駐車場においてジャック・ルビーによって銃撃されるところで幕となります。






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