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ジョアン・アレン主演映画『ジョージア・オキーフ ~愛と創作の日々~』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年08月31日(金)14時03分 | 編集 |
2012年8月31日(金)


目次
1. アメリカ人女性画家の生涯
2. 夫アルフレッドの女癖
3. 愛人の妊娠
4. 夫のペニスは妻のもの
5. ニューヨークのメトロポリタン美術館


1. アメリカ人女性画家の生涯


8月19日(日)にFOX bs238でジョアン・アレン主演の映画『ジョージア・オキーフ ~愛と創作の日々~(原題:GEORGIA O'KEEFFE)』をやっていました。

ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe)は風景や花などを主題として描き続けたアメリカを代表する女性画家です。

映画ではジョージア(1887-1986)が写真家のアルフレッド・スティーグリッツ(Alfred Stieglitz)と出会い同棲し、そして結婚し、やがて別離の道を選ぶ経緯を時系列で追って行きます。

ジョージアがアルフレッド(1864-1946)と最初に出会ったのは1908年で、ジョージア21歳、アルフレッド44歳の時でした。

この映画の公開は2009年でジョージア役のジョアン・アレン(Joan Allen 1956-)は撮影時52歳ぐらいですので、二人が出会った時の風貌としてはかなり老けたジョージアになっていましたが実際には21歳だったわけですね。

その後10年の月日が流れ、1918年にアルフレッドがジョージアを誘う形で同棲生活に入ります。
アルフレッドには1918年当時妻がいたのですが夫婦関係は破綻していたようです。

2012年8月31日ジョアン・アレン主演映画『ジョージア・オキーフ ~愛と創作の日々~』を見た感想1 joan-allen-10

2. 夫アルフレッドの女癖


同棲生活を始めて6年後の1924年、アルフレッドの離婚が成立したことで2人は晴れて結婚します。
ジョージア37歳、アルフレッド60歳でした。

正式に妻となったジョージアはアルフレッドの子供を産みたいと提案しますが、既に前妻との間に子供を儲けていたアルフレッドにはジョージアとの間に子供を作る気はありませんでした。

この意見の相違あたりから2人の関係はギクシャクして行きます。

結婚から3年後の1927年、アルフレッドにドローシー・ノーマン(Dorothy Norman)という愛人が出来ました。

63歳のアルフレッドと22歳のドローシー(1905-1997)は1927年当時それぞれ配偶者がいたのですが、それにも関わらず公然と愛人生活を共有するようになりました。

結果的にドローシーはアルフレッドが亡くなる1946年まで愛人として暮らし続けましたので、その愛は本物だったのかも知れません。

ドローシーの離婚はアルフレッドの死後1951年に成立していますがジョージアとアルフレッドは正式に離婚はしませんでした。


3. 愛人の妊娠


ジョージアがアルフレッドと決別し一人で生きて行くことを決意したのはドローシーが妊娠したという話をアルフレッドから聞かされた時でした。

アルフレッドはジョージアとの夫婦関係が良好だった頃は日常的にセックスはするものの子を儲けることに対しては頑ななまでに拒否し、中出ししないセックスを貫いていました。

それが夫の考えなのであれば受け入れるしかないとジョージアは子作りを諦めていたのですが、その一方でアルフレッドは愛人ドローシーとのセックスにおいては中出しをしたわけです。

ドローシーが妊娠したということはたとえ1回きりにせよ、数回にせよ、アルフレッドが意図的に中出ししたわけで中出しすることを夫から拒否され続けそれを受け入れて来た正妻からすればこれ以上の屈辱はないわけです。

なぜなら妻ジョージアの遺伝子を引く子供は不要だが愛人ドローシーの遺伝子を受け継ぐ子供は必要だというアルフレッドの意思表示に他ならないからです。

妻にこんな仕打ちをする浮気性のアルフレッドも悪いのですが、ジョージアからするとアルフレッドの心と体さらには精子までをも自分から奪い取ったドローシーはそれ以上の悪なのです。

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4. 夫のペニスは妻のもの


一夫一婦制においては夫のペニスや精子は妻の所有物です。

従って夫のペニスを自由に出来るのは妻だけですし、結婚とは妻の側から見ると夫のペニスの管理権を得ることという側面も多分にあるわけです。

たとえ夫の了解や意志があったとしても妻以外の女が夫のペニスを手にし、かつ自由にした場合、妻からすれば固有の権利を侵害されたと感じるわけですね。

ジョージアに限らず妻は権利侵害をした不法者には、それ相応の毅然とした態度で臨まなければ示しがつきません。

映画ではアルフレッドが病に倒れ入院する場面が描かれているのですが日常的に病床に付き添っていたのは愛人のドローシーでした。

アルフレッドと別居生活をしていたジョージアは入院の知らせを聞いて見舞いに訪れます。

病室内でアルフレッドの看護をしていた愛人のドローシーはジョージアがやって来たのを見て一時的に病室を出て行くのですが二人の間には会話はありません。

お互いに刺々しい雰囲気を醸し出し、ここが病院でなければ一触即発の様子です。

ドローシーが去った後の病室内でジョージアが椅子に掛けてあったドローシーのカーディガンを汚(けが)らわしい物を触るようにして掴み床の上に放り捨てる場面が描かれています。

ある意味、この無言の数秒間はジョージアという人物の本質が明確に表現されている場面であり、この映画の最大の見せ場になっていると言って良いでしょう。


5. ニューヨークのメトロポリタン美術館


1946年にアルフレッドが亡くなった時ジョージア(1887-1986)は59歳でしたが、その後40年の長きに渡って生き続け98歳でその生涯を閉じました。

ジョージアの代表作『黒いアイリス(原題:Black Iris)』は1926年に制作されアルフレッドが企画した展示会においてメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)が買い取り現在も所有されています。

2012年8月31日ジョアン・アレン主演映画『ジョージア・オキーフ ~愛と創作の日々~』を見た感想2 h2_692781

エロティックな作品だと評価する評論家も多いですがジョージアはその側面は否定しています。

私は鑑賞者にセックスを連想させる作品だと思いますけどね。
良い意味でね。


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