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ソフィー・マルソー主演映画『スチューデント』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年08月26日(日)20時36分 | 編集 |
2012年8月26日(日)


今回の記事には露骨な性的表現が含まれています。
性的表現に対して心的なストレスを感じる方は読まないことをお勧めします。


目次
1. 撮影時、ソフィー・マルソーは21歳
2. ソフィーの陰部と乳房
3. 女性心理を描く

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1. 撮影時、ソフィー・マルソーは21歳


8月15日(水)にGyaO!でソフィー・マルソー主演の映画『スチューデント(原題:L'Étudiante)』をやっていたので見ました(配信期間:2012年7月29日~8月28日)。

『スチューデント』は1980年に公開された『ラ・ブーム(原題:La Boum)』及び1982年に公開された『ラ・ブーム2(原題:La Boum 2)』の監督クロード・ピノトーが、三度(みたび)ソフィー・マルソーを主役にして制作した作品です。

『スチューデント』は『ラ・ブーム2』の続編という位置づけがなされる場合もありますが、私は『ラ・ブーム』2作を見ていませんので比較は出来ませんし主人公の名前なども異なります。

『スチューデント』の公開は1988年ですので、撮影時ソフィー・マルソー(Sophie Marceau 1966-)は21歳ぐらいですね。

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ソフィーが演じるヴァランティーヌはバカロレア対策の予備校で教師のアルバイトをする傍(かたわ)ら、正規の教員免許を取得するためにソルボンヌ大学で古典文学を専攻している学生です。

この映画は端的に言うと、20代前半の女性の日々の生活ぶりやセックスを描いた青春群像ということになります。

ラブ・コメディというほど笑いの要素が散りばめられているわけでもありませんし、かと言ってセックスを中心に描いているわけでもありません。

実際にソルボンヌ大学に通う現役女子学生の中にも、ヴァランティーヌのような美人で勝気で秀才肌の女性がきっといるんだろうなと思わせる作りになっています。

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それにしても『スチューデント』という邦題には工夫の跡が見られませんし、原題の直訳でもありません。

何を描いた映画なのかが題名からは容易に推測できないため、ソフィーに関心のない人は素通りしてしまいそうな題名ですね。

例えば原題は女子学生と訳せるわけですから、『ソルボンヌ大女子学生の秘密』とか『パリの女子大生の恋愛事情』なんて題名はいかがでしょうか?

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2. ソフィーの陰部と乳房


記事冒頭でリンクしたアマゾンのDVDの商品題名は『スチューデント ヘア無修正版 』となっていますが、「ヘア無修正版」とは映画の前半で描かれるセックス場面のことを踏まえています。

ヴァランティーヌはスキー場で知り合った音楽家ネッドと交際することになり、交際の早い段階でセックスすることになります。

ネッドとの初めてのセックス後、夜明けにベッドの中でネッドよりも先に目覚めたヴァランティーヌは、午前中に予定があるため急いでベッドから起き出し身支度を整えようとします。

その際にソフィーが演じるヴァランティーヌは全裸姿の前面をカメラに向けたまま別の部屋へと急いで移動して行く展開になっており、その結果ソフィーの陰部が撮影されている場面があるのです。

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もちろん一般的な日本語字幕版では陰部にボカシが入れてありますので、ソフィーの陰毛や陰裂などは見えないわけですが、このDVDはボカシを入れてないので陰毛や陰裂が見えるという意味なのでしょうね。

GyaO!版では局部のボカシは入っていましたが、ソフィーの乳房には当然ながらボカシは入っていませんので、走ると揺れる豊満な乳房を見ることは出来ます。

まあ、ソフィーの乳首が見えるのはほんの一瞬ですけどね。

「男性は、女性の歩くたびに上下に揺れる豊満な乳房に大きな憧れを抱いているのだ」という監督の意図が表れた名場面だと言えるでしょう。

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3. 女性心理を描く


この映画には性的扇情を意図した場面もある程度は含まれていますが、主人公ヴァランティーヌの年齢設定が20代前半ですのでエロティックな側面を強調するには限界がありますね。

ソフィーは21歳にしては大人びた表情をしていますし、喘ぎ声を上げる瞬間の表情などもそれなりに研究してきちっとこなしてはいますが、熟女の色気には程遠いですね。

そういった濡れ場よりも、むしろ女性の日常的な心理を描いた部分の方が真実味があったように思います。

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例えばヴァランティーヌが列車に乗ってネッドに会いに行く場面があるのですが、車内のトイレでセーターの中に制汗剤を突っ込んで脇の下にスプレーをしたり、あるいは別の日にネッドが車で迎えに来るというので久しぶりに彼氏に会う際にどんなセーターを着て行ったら良いか、鏡の前で悩み抜いてあれこれと何種類も着替えを繰り返す場面があります。

こうした行為は普段男性が目にすることのない女性特有の微笑ましいものであり、監督はそのような女性らしさに満ち溢れた行為を余すところなく正確に描いています。

監督のクロード・ピノトー(Claude Pinoteau)は男性ですが、男性であることを知らなければ女性が監督をしているのかしらと思うような見事な仕上がりになっています。

またソフィーも「彼氏に会う直前の女性心理や行動は、だいたいこういう感じのはずだ」という監督の意図を汲み取って好演しています。

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私はソフィーの出演作品を見たのは本映画が初めてでしたが、21歳という年齢を考えると抜群の演技力の持ち主だと思いました。


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映画の主題歌は、ノルウェーのシンガーソングライター、Karoline Krügerが歌うYou Call It Love、です。


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