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ティントレット『青銅の蛇の奇跡』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年09月29日(土)12時45分 | 編集 |
2012年9月29日(土)


目次
1. 民数記
2. 炎の毒蛇
3. 原題


今回取り上げる作品は、ティントレット作『青銅の蛇の奇跡』です。

2012年9月29日ティントレット『青銅の蛇の奇跡』538

1. 民数記


青銅の蛇の奇跡は、旧約聖書『民数記』第21章に記されています。

モーゼ率いるユダヤの民は、約束の地カナンを目指して荒野を放浪していました。

荒野には、食べ物などほとんどありません。
仮にあったとしても粗末で、とても満足のいく食事は出来ません。

こうした生活が続く中で、ユダヤの民は不満を募らせていきました。
そしてその不満の矛先を、指導者であるモーゼに向けたのです。

モーゼに詰め寄って不満をぶつけるということは、神に逆らうことと同義です。
ユダヤの神は、手厳しい罰をユダヤの民に与えました。


2. 炎の毒蛇


ユダヤの神は、神罰として炎の毒蛇を地上へ送ります。
毒蛇は次々とユダヤ人を咬み、多数の死者が出ました。

自分たちの過ちに気づいたユダヤ人たちは、モーゼに謝罪し救いを求めます。
モーゼはユダヤの神に祈り、神から啓示を受けました。

「青銅で蛇を作り、十字の竿の先に掲げなさい。それを見た者は命を得る。」

モーゼは早速、神に言われた通りにしました。

イタリアの画家ティントレット(1518-1594)の作品では、中央上部向かって右で、両手を広げているのがユダヤの神です。

神の周囲には、たくさんの天使たちが舞っています。
中景向かって左には、十字の竿の先に掲げられた青銅の蛇が描かれています。

青銅の蛇の向かって右で、左手を右肩の方に回しているのがモーゼですね。
画面下部では、毒蛇に咬まれたユダヤの人々が描かれています。

無数の毒蛇がユダヤ人の体に襲いかかり、次々と咬み殺していく恐ろしい様子が克明に描かれています。

続きます。


3. 原題


ティントレット(Tintoretto)が描いた『青銅の蛇の奇跡』は、イタリア語ではIl miracolo del serpente di bronzoと言います。

il serpenteが、蛇という意味です。
この作品は、フィレンツェにあるScuola Grande di San Roccoで見ることが出来ます。




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