映画とドラマと語学、そして株式投資へ
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
スポンサーサイト
記事URL  カテゴリ | スポンサー広告 | --年--月--日(--)--時--分 | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





シャルル・ル・ブラン『ダイダロスとイカロス』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年09月24日(土)15時14分 | 編集 |
2011年9月24日(土)


目次

1. テセウスによるミノタウロス退治
2. 迷宮からの脱出
3. 原題


今日から、イカロスの話に移ります。
2011年8月2日(火)『シャルル・エドゥアール・シェーズ『ミノタウロスを打ち破ったテセウス』 loro2012.blog.fc2.com』の続きです。

今回取り上げる作品は、シャルル・ル・ブラン作『ダイダロスとイカロス』です。

2011年9月24日シャルル・ル・ブラン『ダイダロスとイカロス』503

1. テセウスによるミノタウロス退治


クレタ島の王ミノスは、一度入ったら絶対に出られないはずの迷宮からテセウスが脱出したことを聞き、驚きました。

ミノスは、まさか王女アリアドネが赤い糸の作戦で協力しているとは、夢にも思っていません。

そこで、ミノスは、迷宮の作者であるダイダロスがテセウスに内通したと断定しました。

実際には、ダイダロスは、一度入った迷宮から出る方法を知りませんでした。
迷宮の作者ダイダロスですらも、脱出方法は知らなかったのです。

しかし、仮にダイダロスが内通していなかったとしても、誰も出られないはずの迷宮からテセウスが脱出したという事実は変わりません。

ダイダロスは王ミノスの不興を買い、この不祥事の責任を取る形で、息子のイカロスと共に、自らの作った「脱出できないはずの」迷宮へと幽閉されたのでした。


2. 迷宮からの脱出


迷宮の中に幽閉されたダイダロスは、ミノスにバレないように「脱出できないはずの」迷宮から脱出する方法を考えます。

そして、室内を見渡している内に、鳥の羽を集めて翼を作り、大空に向けて飛び立って脱出することを思いつきました。

迷宮の奥深い場所には、今までミノタウロスが幽閉されていましたが、空気抜きのために、一つだけ窓が拵(こしら)えてあったのです。

何年にも渡って、その窓のそばを鳥が行き来する間に、鳥の羽が室内に舞い落ちて、床の上に溜(た)まっていたのでした。

ダイダロスは、羽をかき集めて翼を仕立てます。

さらに、ミツバチが室内に巣を作っていましたので、蜂蜜を手に入れることが出来ました。

ダイダロスは、蜂蜜を材料とした蝋(ろう)を拵(こしら)えて接着剤とし、出来上がった翼を腕に貼りつけました。

フランスの画家シャルル・ル・ブラン(1619-1690)が描いているのは、ダイダロスがイカロスに翼をつけているところです。

全裸の若者が、イカロスですね。
こうして、ダイダロスとイカロスは迷宮から脱出する準備を整えたのです。


3. 原題


シャルル・ル・ブラン(Charles Le Brun)が描いた『ダイダロスとイカロス』は、英語ではDaedalus and Icarusと言います。

この作品は、エルミタージュ美術館(State Hermitage Museum)で見ることが出来ます。




関連記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。