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サンドロ・ボッティチェッリ『受胎告知』
記事URL  カテゴリ | その他絵画 | 2010年12月26日(日)16時04分 | 編集 |
記事のタグ: ウフィッツィ美術館
2010年12月26日(日)


BS朝日で『世界の名画 ~華麗なる巨匠たち~』という番組が、毎週水曜日に放送されています。
2010年4月7日(水)は、ボッティチェッリを特集していました。

目次
1. 小さな樽
2. 触れそうな指先


1. 小さな樽


ルネサンス期の巨匠、サンドロ・ボッティチェッリ(Sandro Botticelli)は、日本語ではボッティチェリと表記されることもありますが、イタリア語の綴りからするとボッティチェッリが正しいですね。

「チェ」にアクセントがあります。
ボッティチェッリというのは画家としての通称で、本当の名前は別にあります。

Botticelliとは、小さな樽という意味です。

イタリア語で「樽」を意味する「la botte」という語があり、そこから「小さい」という意味が込められた「botticella」という語が派生しました。

サンドロには兄がいたのですが、兄弟ともども大食漢(たいしょくかん)だったらしく、食べっぷりや風貌からそのようなあだ名(Botticelli)がついたようです。


2. 触れそうな指先


『受胎告知』というとボッティチェッリ(1444-1510)と同時代を生きた天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)が描いたものが有名ですね。

2007年には、上野公園にある東京国立博物館に展示されたこともありました。

ダ・ヴィンチとボッティチェッリは、フィレンツェの工房で共に学んだ時期もあるという極めて近い立場にありました。

しかし、お互いの画風が異なることから、芸術に関しては歩み寄ることはなかったようです。

ボッティチェッリも、『受胎告知』と題する作品を数点描いています。

番組では、ウフィッツィ美術館(Galleria degli Uffizi)に収蔵されている作品が紹介されました。

2010年12月26日サンドロ・ボッティチェッリ『受胎告知』326


大天使ガブリエルと聖母マリアとの距離が近く、お互いの指が今にも触れそうな緊張感が伝わってきます。

マリアの伏し目がちな視線と右膝の方向を見る限り、突如現れた大天使に対するマリアの畏怖の念が感じられます。

レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた『受胎告知』もいずれこのブログで取り上げる予定です。

ニ者の距離や調度品の存在、そしてマリアの表情や右膝の方向など、この歴史的瞬間に対する解釈はボッティチェッリとは明らかに異なります。




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