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キャロル・ベイカー主演映画『課外授業』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年12月24日(月)12時12分 | 編集 |
2012年12月24日(月)


今回の記事には露骨な性的表現が含まれています。
性的表現に対して心的なストレスを感じる方は、読まないことをお勧めします。


目次
1. ピアノとセックスを教える女性教師
2. 女性のオナニー現場を盗撮する男
3. 初体験は年上のお姉さまとしたい
4. 変態男は笑い者にすべき
5. 熟女への憧れは永遠に


1. ピアノとセックスを教える女性教師


12月19日(水)にギャオで、キャロル・ベイカー主演の映画『課外授業(原題:Lezioni private)』を見ました(配信期間:2012年12月16日~2013年1月15日)。

原題のLezioni privateはイタリア語で個人授業という意味で、英語題名はThe Private Lessonです。

ギャオ放送版では、英語題名のThe Private Lessonだけが映画の題名として冒頭に表示されています。

lezioniはlezione(授業)の複数形で、この映画においてはピアノとセックスの2つを女性教師が男子高校生に教えるという意味合いで使われています。

美貌の女性教師ラウラ・フロメンティ(Laura Formenti)を演じるのは、キャロル・ベイカーです。

キャロル・ベイカー(Carroll Baker)はアメリカ出身の女優ですが、この映画は全編イタリア語で台詞が書かれていますのでキャロルもイタリア語で喋っています。

この映画の公開は1975年ですので、撮影時キャロル(1931-)は43歳ぐらいです。

映画における主役ラウラの年齢設定はもう少し若いように感じましたが、いずれにしても18歳の高校生が年上のお姉さまに憧れを抱き、首尾良く童貞を捧げるという筋立てです。

ラウラはイタリアの地方都市にある音楽科の高校に、ピアノ教師として赴任します。

その美貌と色気にクラスの男子高校生たちは色めき立ちますが、最も強い恋心を抱いたのがアレッサンドロ(Alessandro )でした。

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2. 女性のオナニー現場を盗撮する男


アレッサンドロには同じクラスにガブリエーレ(Gabriele)という友人がいるのですが、ガブリエーレは男色家でアレッサンドロに対して友情とは異質の感情を抱いていますが、打ち明けるまでには至っていません。

なおアレッサンドロには、同性愛を受け入れる余地はありません。

ガブリエーレにとっては、ラウラの存在はアレッサンドロの心を奪い合う恋敵なのです。

アレッサンドロがラウラに惹かれていく様子を見るにつけ、ガブリエーレは何らかの手段でラウラを陥れてアレッサンドロがラウラへの関心を失うよう仕向けることを企みます。

そんな折、ラウラが窓の開いた部屋でオナニーに耽っている様子を、男子トイレに入ったガブリエーレがカメラで盗撮するという出来事が発生します。

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ラウラはガブリエーレから自分が痴態を晒している最中の写真を何枚も見せられ、ネガの存在を告げられます。

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ガブリエーレはネガを持っていることを材料にラウラを脅し、趣旨を理解したラウラはセックスの要求を受け入れる覚悟を決めますが、ガブリエーレは女性の肉体には全く興味が無いのでセックスによって男を味方に引き入れるという女性の常套手段が通用しません。

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ガブリエーレの本来の目的は、アレッサンドロの心と体を独り占めすることにあります。

ガブリエーレは邪魔者であるラウラをこの街から追い出すために、翌日から性的に人前で辱めることをラウラに対して宣言します。

教職を捨てるわけにもいかないラウラは、やむを得ずその要求を呑みました。

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ガブリエーレがラウラに突きつけた要求の一つは、授業に登場する際、ラウラにブラ無しでブラウスを身につけさせ生徒たちの前でシースルー透け乳首を披露させることでした。

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あるいは、アレッサンドロの自宅でラウラがピアノの個人レッスンをしているところにガブリエーレが現れ、ラウラの背後から乳房を目掛けて飲み物をわざとこぼし、濡れたブラウスの乳房の部分をアレッサンドロに拭かせることでした。

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さらには、アレッサンドロとガブリエーレが共同してラウラの腋毛を剃ることなども、ラウラが呑まなければならない要求の中に含まれていました。

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ラウラとしては、オナニーをしながらオーガズムを感じている表情を写真に取られている以上、もしガブリエーレの要求に従わなければこれらの写真が街中にばら撒かれる恐れを抱いています。

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オナニーしているあられもない姿を覗き見され証拠写真まで撮られ、圧倒的不利な状況に陥ったラウラがこの田舎町で教職を続けるためには、ガブリエーレの言いなりになるしかなかったわけです。


3. 初体験は年上のお姉さまとしたい


母親ジゼッラ(Gisella)の過保護ぶりに辟易したアレッサンドロは、一時的に両親の元を離れ父ルイージ(Luigi)方の伯父ジュリオ(Giulio)の家に滞在します。

ジュリオ宅にはロジーナ(Rosina)という給仕役の美人女性がいました。

アレッサンドロは幸運なことに、このロジーナにフェラチオをしてもらう機会を得て、オナニー以上の快感を初めて知ることになります。

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官能的なお姉さまロジーナを演じているのは、フェミ・ベヌッシ(Femi Benussi 1943-)です。

映画の最後で、ようやくアレッサンドロはラウラとセックスするに至るのですが僅か数分の場面に過ぎず、濃厚かつ長時間のセックス場面を期待した視聴者にとっては物足りない描き方になっていました。

まあ1970年代半ばの映画ですから、現代とは性表現に対する製作者や監督の意識も異なるとは思いますが。

そのラウラとのセックスを経験した後、アレッサンドロは同年代の恋人エマヌエーラ(Emanuela)と初めてセックスをすることになります。

エマヌエーラはガブリエーレの妹で、レオノーラ・ファニ(Leonora Fani)が演じています。

エマヌエーラはアレッサンドロとのセックスが初めてでしたが、アレッサンドロはラウラにセックスの手ほどきを一度受けていましたので、割とすんなりエマヌエーラとの田園セックスを終えることが出来てエマヌエーラに満足を与えることに成功しました。


4. 変態男は笑い者にすべき


それから、作品中にペニス露出狂の中年男性が何度か登場します。

この変態男は女性たちの前でコートの前をはだけてペニスを見せて、女性たちが嫌がる表情を見て性的快感を得るという倒錯した性的嗜好を持っているわけですが、必ずしもこの男が想定している通りには事は運びません。

例えばカメラ片手に楽しそうに団体旅行をしている老女たちには、ペニスを見せても驚かれるどころか逆に関心を持たれてしまい、ペニスを露出した状態のままで記念撮影の相手をさせられてしまいます。

あるいは公園で遊んでいた児童たちにもペニスを見せるのですが、遊びに夢中になっている子供にはペニスの露出など全く効き目がなく、遊びを邪魔する者と認定され玩具の矢で射られ成敗される羽目になります。

ペニスの露出はある一部の女性たちに恐怖を与えるだけであって、こうした蛮行は変態を通り越して笑い者にされるべきであるというヴィットーリオ・デ・システィ(Vittorio De Sisti)監督の考えが反映された場面だと言えるでしょう。

この変態男が周囲の人々から、本人からすれば想定外の扱いを受ける場面を盛り込むことによって、この作品がコメディー路線も意識した構成になっていることが窺えます。

当該変態男を演じていたのは、レオポルド・トリエステ(Leopoldo Trieste)です。


5. 熟女への憧れは永遠に


アレッサンドロの母親ジゼッラは豊満な肉体を持つ熟女として描かれており、夫ルイージ以外の男性から愛を告白される場面もあります。

ジゼッラは息子のアレッサンドロを溺愛する母親として描かれており、何度も家族と会話をする場面が描かれているぐらい重要な役どころを担っていると思うのですが、女優名が今ひとつはっきりしません。

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ジゼッラ役の女優名をネット上で調査した結果、消去法でいくとコンスタンティーナ・ペトコーヴァ・ゲッリ(Constantina Petkova Ghelli)が残りましたので、恐らくこの女優だと思われます。

結局この映画は、アレッサンドロにとっての初セックスの相手である年上女性ラウラ(キャロル・ベイカー)、それから初フェラチオの相手である年上女性ロジーナ(フェミ・ベヌッシ)、さらには周囲の男性からセックスの対象として見られる美貌の母親ジゼッラ(コンスタンティーナ・ペトコーヴァ・ゲッリ)という3人の美熟女たちが軸となって展開していきます。

男性たちは10代後半から老年に至るまで、いかに熟女とセックスすることに憧れを抱いているかというのが映画の一つの主題となっています。

男性の熟女好きは今に始まったことではないということですね。


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