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ヨーゼフ・フォン・フューリッヒ『ラケルと出会うヤコブ』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年06月25日(月)13時02分 | 編集 |
2012年6月25日(月)


目次
1. ハランの井戸端
2. 原題


今回取り上げる作品は、ヨーゼフ・フォン・フューリッヒ作『ラケルと出会うヤコブ』です。

2012年6月25日ヨーゼフ・フォン・フューリッヒ『ラケルと出会うヤコブ』221

1. ハランの井戸端


ヤコブは、ようやくハランの街へ到着しました。
街のはずれにある井戸の傍で、ヤコブはラバンの家がどこにあるのかを、道行く人に尋ねます。

しばらくして、羊の群れを連れた若い娘が、井戸へとやって来ました。
周囲にいる者が、ヤコブに言いました。

「あれが、ラバンの娘ラケルですよ。」

ヤコブは女性に近寄り、自分がリベカの息子であることを告げました。
二人は抱き合い、出会えたことを喜び合います。

ラケルは取りも直さず、父のところへ知らせに走りました。

ラケルから話を聞いたラバンは、ヤコブが待っている場所へと赴きます。
そして、遠路はるばるやって来たヤコブを歓迎して、自宅へと連れて行きました。

オーストリアの画家ヨーゼフ・フォン・フューリッヒ(1800-1876)は、ヤコブとラケルが初めて出会った瞬間を描いています。

画面中央で、赤い服を着ているラケルが、右手に杖を持っているのは、彼女が羊の群れを連れているからですね。

美しいラケルを見初めたヤコブは、ラケルとの結婚を望みました。
しかしその代償として、ヤコブはこの後ラバンの元で、14年間タダ働きを強いられることになります。

続きます。


2. 原題


ヨーゼフ・フォン・フューリッヒ(Joseph von Führich)が描いた『ラケルと出会うヤコブ』は、ドイツ語ではJakob begegnet Rachel mit den Herden ihres Vatersと言います。

begegnen Zは、Zに偶然出会う、という意味です。

die Herdenは、die Herdeの複数形で、家畜の群れ、という意味です。
mitが3格支配の前置詞ですので、定冠詞はdenになっています。

この作品は、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿内にある、オーストリア・ギャラリー(Österreichische Galerie Belvedere)で見ることが出来ます。





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