映画とドラマと語学、そして株式投資へ
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
スポンサーサイト
記事URL  カテゴリ | スポンサー広告 | --年--月--日(--)--時--分 | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





Pieter Lastman『オデュッセウスとナウシカ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2012年03月16日(金)12時55分 | 編集 |
2012年3月16日(金)


目次
1. アテナの助力
2. ポセイドンの怒り
3. 原題


今回取り上げる作品は、Pieter Lastman作『オデュッセウスとナウシカ』です。

2012年3月16日Pieter Lastman『オデュッセウスとナウシカ』265

1. アテナの助力


オギュギア島にて望郷の念に駆られているオデュッセウスを見て、天界にいるアテナはゼウスに対して、オデュッセウスのイタキ島帰還を嘆願しました。

最高神ゼウスは、アテナの願いを聞き入れ、伝令使ヘルメスをオギュギア島へ遣わしました。

オギュギア島では、オデュッセウスとカリュプソが7年にわたる愛を育んでいたのですが、ヘルメスはカリュプソに別れの時が来たことを告げます。

カリュプソは、愛するオデュッセウスを手放したくはありませんが、ヘルメスに説得されて、しぶしぶ自分の意志を曲げることにしたのでした。

そして、何年も前から保管しておいた多数の流木を、オデュッセウスに渡しました。
オデュッセウスは、この流木を加工して、筏(いかだ)を作成します。

ゼウスの許可が得られたことにより、ようやくオデュッセウスは、オギュギア島を離れることが出来ました。


2. ポセイドンの怒り


一方、ポセイドンは、オデュッセウスに対して恨みを持ち続けています。
ゼウスが帰国を許可したとは言え、海はポセイドンの管轄です。

ポセイドンは、オデュッセウスの乗った筏(いかだ)を、三叉矛で粉砕しました。
オデュッセウスは、またしても海上で遭難します。

オデュッセウスは気がつくと、島の海岸に漂着していました。

オデュッセウスが辿り着いた島は、スケリア島と言います。
スケリア島は、現在のギリシア領ケルキラ島に同定されています。

オランダの画家Pieter Lastman(1583-1633)は、スケリア島に漂着したオデュッセウスが、ナウシカと会った場面を描いています。

ナウシカとは、スケリア島の王女です。
向かって右で、ほぼ全裸の状態で両膝を地面につけているのが、オデュッセウスです。

オデュッセウスは、筏ごと海に投げ出されて身ぐるみを剥がれてしまいました。
ポセイドンのオデュッセウスいじめは、徹底的に続くのです。

向かって左で、両腕を広げているのが王女ナウシカです。
中央にいる女性たちは、ナウシカの侍女達です。

侍女達は、ほぼ全裸の男性が岸に打ち上げられたことに、驚きの色を隠せません。


3. 原題


Pieter Lastmanが描いた『オデュッセウスとナウシカ』は、ドイツ語ではOdysseus und Nausikaaと言います。

この作品は、ミュンヘンにあるアルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)で見ることが出来ます。





関連記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。