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ヘラルト・ファン・ホントホルスト『女衒』
記事URL  カテゴリ | その他絵画 | 2011年01月22日(土)12時48分 | 編集 |
2011年1月22日(土)


目次
1. 女衒
2. リュート
3. 原題


今回取り上げる作品は、ヘラルト・ファン・ホントホルスト作『女衒』です。

2011年1月22日ヘラルト・ファン・ホントホルスト『女衒』227

1. 女衒


女衒(ぜげん)とは人身売買の仲介業に従事する女性を指します。
女衒が仲介対象とするのは若い女性で仲介先は遊郭です。

オランダの画家ヘラルト・ファン・ホントホルスト(1592-1656)の作品では、向かって左に描かれている老婆が女衒です。

向かって右の若い女性が娼家(しょうか)で勤めている女性です。
娼家とは遊女屋のことです。

中央の男性は女衒の導きでこの若い女性と顔を合わせることになったわけです。

この男性は左手に財布を握り締めています。
袋の厚みからしてかなりのお金が入っているものと思われます。

差し出した右手の掌には数枚の金貨が載っています。
男性はこの女性のことが気に入った証として、ひとまず手付金を払っているところなのでしょう。

男の表情は全く読み取れませんが、視線は間違いなく女性の胸元へ注がれているはずです。


2. リュート


若い女性が左手で持っている楽器はリュートです。
リュートとはマンドリンに似た弦楽器です。

この作品に描かれたリュートの意義は音楽とは無関係です。
実はリュートは膣(ちつ)の象徴として描かれているのです。

蝋燭の炎を挟んだ男女の商談は女衒の目論見通り成立しました。


3. 原題


ヘラルト・ファン・ホントホルスト(Gerard van Honthorst)が描いた『女衒』は、英語ではThe procuressと言います。

the procuressは売春斡旋業に従事する女性という意味です。

この作品はオランダ中部の街ユトレヒトにある中央美術館で見ることが出来ます。




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