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アマンダ・バインズ主演映画『ロイヤル・セブンティーン』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年08月30日(木)12時36分 | 編集 |
2012年8月30日(木) 3本目


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8月18日(土)に、ディーライフで、アマンダ・バインズ主演の映画『ロイヤル・セブンティーン(原題:What a Girl Wants)』をやっていたので見ました。

邦題の『ロイヤル・セブンティーン』は、アマンダ・バインズ(Amanda Bynes)が演じる主人公ダフネの年齢が17歳であることを踏まえて付けられたのだと思いますが、映画の内容に照らすと、原題のWhat a Girl Wants(女の子の願い)の方が相応しいと思いました。

2012年8月30日アマンダ・バインズ主演映画『ロイヤル・セブンティーン』を見た感想1 499

ダフネは、ニューヨークの貧しい母子家庭で育ち、良い子にしていれば、いつかきっと誕生日に父親が現れるのではないか、と期待して育って来た17歳の女の子です。

コリン・ファースが演じるダフネの父親ヘンリーは、17年前の青年時代、ダフネの母リビーと恋に落ちますが、イングランドの名門貴族ダッシュウッド家の跡取り息子だったために、家柄のない女性リビーとの結婚を周囲から反対され、リビーは謀略によって、ヘンリーから引き離されてしまいました。

リビーは、ダッシュウッド家から追放された際、子供を身ごもっていたのですが、ヘンリーにはその事実は伝わりませんでした。

ヘンリーとリビーの破局以来、17年の歳月が経ち、イングランドの豪邸で暮らすヘンリーの元に、実の娘であると名乗るダフネが、アメリカから一人でやって来たわけです。

17歳のダフネは、それまでの人生で、接点すらなかった父親ヘンリーと、どうしても会って話がしたいと思い、出生証明書を携えて、豪邸の中に侵入しました。

出生証明書を示したことで、ダフネはダッシュウッド家の一員として、一時的に豪邸で暮らすことを許され、社交界へのデビューも果たしますが、ダフネは、華やかな貴族の令嬢としての生活よりも、ありのままの自分を受け入れてくれる普通の幸せな生活を望むようになります。

2012年8月30日アマンダ・バインズ主演映画『ロイヤル・セブンティーン』を見た感想2 475

女の子の願い、それは、貴族の令嬢としてティアラを身につけ、華美なパーティへの出席を義務付けられて、家柄しか誇るもののない高慢な人間たちの中で本来の自分を捨て去り、窮屈な日常に耐え抜くことではありません。

そうではなくて、両親の揃った普通の家庭における日々の暮らしの中で、父に愛され、共に遊び、話題を共有し、踊り、買い物をし、思い出を作ること、それこそが、女の子が望んでいることなのだ、ということを作品は訴えます。

現代においては、民族を問わず、幼い子供がいるにも関わらず、離婚に至る夫婦が多いので、多感な年頃に片親の下で成長する羽目に陥り、言葉には出さないが、寂しい思いに耐えて生活している少女が、数限りなく存在しているのだろうと思います。

この映画を見て、子供のために離婚を踏み留まった夫婦もいるかも知れない、そんな淡い期待を抱きました。

アマンダ・バインズは、17歳の庶民の娘を好演していました。

コメディ映画に分類されてはいますが、人間の本質を追求する側面もあり、見応えのある作品に仕上がっています。





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