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スーザン・サランドン主演映画『テルマ&ルイーズ』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年08月20日(月)15時33分 | 編集 |
2012年8月20日(月)


目次
1. 強姦未遂事件の果てに
2. 潜む邪心が顕在化した時


1. 強姦未遂事件の果てに


8月3日(金)にディーライフで、スーザン・サランドン主演の映画『テルマ&ルイーズ(原題:Thelma and Louise)』をやっていました。

ジーナ・デイヴィス(Geena Davis)が演じるテルマは専業主婦で、日々夫に従属した生活を強いられて鬱憤が溜まっています。

スーザン・サランドンが演じるルイーズは独身女性で、レストランのウエイトレスとして働き退屈な毎日を送っています。

テルマとルイーズは友人同士で、お互いの冴えない日常生活から逃れるために車での小旅行を企画します。

テルマは用心のためにと拳銃を持参して車に乗り込みますが、このことが後に2人を破滅へと導きます。

ルイーズはアーカンソー州の街道を特に行く宛もなく車を走らせていましたが、途中食事を摂るためにバーに立ち寄ります。

ここで悲劇が起きます。

バーの男性店員と意気投合したテルマは、数時間後酒に酔った状態で店の外に連れ出され合意の上でのセックスを要求されました。

その気がないテルマはもちろん拒みましたが、男性店員はテルマが思わせぶりな態度を取り続けたことを踏まえて、テルマがセックスをしたがっていると誤解していました。

店員はテルマから肩透かしを食らわされた格好になって逆上し、力ずくでテルマのパンティを脱がし強姦の態勢に入ります。

店員はいきり立ったペニスを握り締めテルマの膣内に照準を定めて、あと数秒で挿入するという段になって、ルイーズが事件現場に姿を見せ店員に拳銃を突きつけました。

拳銃の力は絶大ですんでのところで、テルマは強姦から免れることが出来ました。

ここで話が終わっていれば強姦未遂事件に留まったわけですが、虚仮(こけ)にされた上に性欲を満たすことが出来なかった店員はテルマに対して性的な暴言を吐きます。

ルイーズは拳銃を向けたままで暴言に対する謝罪を求めますが、自制心を失った店員は聞く耳を持ちません。

店員に謝罪の意志なしと見たルイーズは、あろうことか引き金を引き店員を射殺してしまいました。

この瞬間からテルマとルイーズは警察に追われる身となるのです。

この一連の場面について脚本の流れや描き方を見ると、初めて会った男に対してセックスを連想させる仕草や表情を示していたテルマにもこの事件に対して幾ばくかの責任があるはずだというのが監督の見方だと思いました。

2012年8月20日スーザン・サランドン主演映画『テルマルイーズ』を見た感想 189

2. 潜む邪心が顕在化した時


テルマとルイーズは楽しい小旅行を企画しただけなのに想定外の事件に巻き込まれ、警察の追跡から逃れるために車を走らせる羽目になり、挙句の果てには自らの意志で次々と犯罪を犯すようになります。

そんな生きるか死ぬかという逃避行の最中にあっても、テルマはブラッド・ピットが演じる若者と一夜の情事に溺れ、人生最高のセックスを経験したことで大喜びしています。

テルマはルイーズが予定している逃走先(メキシコ)を若者との寝物語の中でペラペラと口走り、結果的にはこの情報が逮捕された若者から警察に伝わり、テルマとルイーズは逃げ場を失うことになるのです。

さらに、テルマはルイーズから預っていた大事な逃走資金の存在についても若者に喋ってしまい、結果的に悪者だったその若い男にお金を盗まれて逃げられてしまうという大失態を演じます。

時として人生には全く予期せぬことが起こり、想定外の災難が次から次へと身に降りかかる場合もあり得るわけですが、テルマとルイーズは立ち止まるべき時点で立ち止まらず逃走の道を選択し、その結果必要以上の罪を犯してしまいました。

強姦未遂事件を起こしたバーの店員やお金を盗んだ若者はもちろん悪なのですが、そうなる原因を作ったテルマにも人間性の面では落ち度があったと言わざるを得ません。

また「急迫不正の権利侵害があった」とは言えない状況で感情に任せて引き金を引いたルイーズには、明らかに殺意がありました。

そんな2人が逃避行の末にどのような結末を迎えるのかが最大の注目点だったのですが、一応2人はお互いの合意の上であのような行動を選択したのでした。

ネタバレになるので具体的には書きませんが、まあ、あれしかないかなという気がします。

この映画の公開は1991年ですが、1989年から1990年にかけてフロリダ州で連続殺人事件を起こしたアイリーン・ウォーノス(1956-2002)及びアイリーンと行動を共にしたティリア・ムーアの行状を下敷きにしています。

但し、作品用に大幅な脚色が加えられていますので、アイリーン事件を描いた映画とは言えません。

アイリーン・ウォーノスの生涯を映画化した『モンスター(原題:Monster)』とは異なり、この作品にはおどろおどろしい場面はありませんので安心して見ることが出来ます。


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