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メラニー・グリフィス主演映画『ワーキング・ガール』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年07月09日(月)16時29分 | 編集 |
2012年7月9日(月)


目次
1. 独身秘書
2. 化粧も豊胸も可
3. アカデミー歌曲賞受賞


1. 独身秘書


7月7日(土)にディーライフで、メラニー・グリフィス主演の映画『ワーキング・ガール(原題:Working Girl)』をやっていました。

メラニー・グリフィス(Melanie Griffith)が演じるテスは夜学で学位を取得し、ウォール街の投資銀行で働く30歳の独身女性です。

秘書をやっていますが上司の気まぐれに振り回される現状に満足出来ず、いつか自分も秘書を持つ身分になりたいと願っています。

テスは配置転換によりシガニー・ウィーバーが演じるキャサリン付きの秘書になります。

キャサリンはテスと同い年でM&A部門の部長であり、ハリソン・フォードが演じるジャックと恋仲です。

キャサリンはジャックがじきにプロポーズしてくれるものと確信していましたが、実際にはジャックはキャサリンとの結婚には前向きではありませんでした。

テスはキャサリンがスキー中の怪我による入院のために長期休暇を取る羽目になった機会を利用して秘書の身分を隠し、M&A部門の部長という肩書きを偽ってジャックと商談に臨みます。

この時点ではテスは上司のキャサリンの恋人が商談相手のジャックであることは知りません。

テスがジャックとの商談にあたり肩書きを偽ったことは社会通念としては許されないことなのですが、「秘書という身分を正直に明かしたら私の言うことなどあなた(ジャック)はまともに取り合ってくれなかったでしょ?」というテスのセリフは的を得ています。

嘘をつくことが良いとは言いませんが出世するためにはありとあらゆる方策を取るべきであり、正攻法だけに頼っていてもなかなか道は開けないのではないかという監督の意志が表現されています。

2012年7月9日メラニー・グリフィス主演映画『ワーキング・ガール』を見た感想 189

2. 化粧も豊胸も可


一般論として人間にとって正直さは美徳ではありますが、椅子取りゲームの勝者を目指すのであればある程度の嘘や粉飾は許容範囲なのかも知れません。

卑近な例としては芸能人に限りませんが、女性が眉毛を描きマスカラを付け胸の谷間を作るためのブラを着用して男の前に登場することは、粉飾といえば粉飾なわけですね。

私は女性たちがそうした粉飾をすることに何ら疑問を感じませんし、美しくセクシーな女性になるためのありとあらゆる努力をしてくれていることは男としてありがたいことだと思っています。

さて、キャサリン部長はスキーに出かけて脚を怪我する前に秘書テスの素晴らしい発案を耳にし、その案を自分自身の発案として商談を進めようとしていました。

キャサリンは卑劣な上司ですが、恐らく金融業界に限らずどの組織にも部下の発案を我が物とし手柄を独り占めして、さらなる出世を目論(もくろ)む上司が数多くいるのでしょうね。

映画では発案者は誰なのかという点について偽りを述べていたキャサリンが取引先から問い詰められていく場面が描かれ痛快な結末が用意されていましたが、現実世界では企画立案者の部下は上司に手柄を横取りされて泣き寝入りしていることが多いのかも知れません。

それから、映画の中でメラニーがセリフを言う前に頻繁に咳払いをしていたのが耳障りでした。
こういう演出なのでしょうが、咳払いの必然性は私には感じられませんでした。


3. アカデミー歌曲賞受賞


この映画はアメリカにおいて1988年12月に公開され、日本では1989年5月に公開されています。
1989年というと私が3月に大学を卒業し4月に社会人になった年です。

映画では1980年代後半のニューヨークの風景がいくつも登場しますが、2001年9月11日の同時多発テロによって崩落した世界貿易センターツインタワーも映像に収められています。

メラニー・グリフィスは『危険な関係』に主演したグレン・クローズなどと共に第61回(1989年3月)のアカデミー主演女優賞にノミネートされましたが、この年の主演女優賞は『告発の行方』に主演したジョディ・フォスターが獲得しています。

映画の主題歌はカーリー・サイモンが歌う『ステップ・バイ・ステップ(原題:Let the River Run)』です。

カーリーはこの曲で第61回アカデミー歌曲賞を受賞しました。


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