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グイド・レーニ『クレオパトラの自殺』
記事URL  カテゴリ | ローマ建国史絵画 | 2012年04月29日(日)13時35分 | 編集 |
2012年4月29日(日)


目次
1. アクティウム海戦
2. 原題


今回取り上げる作品は、グイド・レーニ作『クレオパトラの自殺』です。

2012年4月29日グイド・レーニ『クレオパトラの自殺』446

1. アクティウム海戦


紀元前31年に行われたアクティウム海戦はクレオパトラとアントニウス連合軍の惨敗に終わりました。

勝ったのはオクタヴィアヌスです。

これまでクレオパトラはカエサル及びアントニウスという共和政ローマの実力者たちを女の色香で籠絡(ろうらく)して来ました。

しかし、その後継者となったオクタヴィアヌスには同じ手はもはや通じませんでした。

アレクサンドリアの王宮で自殺することを決意したクレオパトラは、毒蛇に胸を咬ませて死ぬという方法を選択します。

グイド・レーニ(1575-1642)の作品では、向かって左下にイチジクの入ったかごが描かれています。

このかごの中に毒蛇を忍ばせて自室へと運んだのです。

クレオパトラ(紀元前69-紀元前30)は右手に毒蛇を持って右の乳房を咬ませようとしています。
40年の人生に今、終止符を打とうとしているところです。


2. 原題


グイド・レーニ(Guido Reni)が制作した『クレオパトラの自殺』はイタリア語ではIl suicidio di Cleopatraと言います。

il suicidioが自殺という意味です。
この作品はフィレンツェにあるパラティーナ美術館(Galleria palatina)で見ることが出来ます。





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