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ジャック=ルイ・ダヴィッド『サビニの女たち』
記事URL  カテゴリ | ローマ建国史絵画 | 2012年04月18日(水)13時38分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2012年4月18日(水)


目次
1. けんかをやめて
2. 原題


今回取り上げる作品は、ジャック=ルイ・ダヴィッド作『サビニの女たち』です。

2012年4月18日ジャック=ルイ・ダヴィッド『サビニの女たち』240

1. けんかをやめて


ローマで暮らしているサビニ人の女性たちが訴えた内容は、以下のとおりです。

「もし、ローマが敗れた場合、私たちは夫を失って、未亡人になってしまう。
もし、サビニが敗れた場合、私たちは父や兄を失うことになる。
もうこんな争いごとは、いい加減にしてもらいたい!」

その先頭に立ち、戦争の仲裁役を買って出たのが、ロムルスの妻ヘルシリアです。
ヘルシリアは、サビニ王ティトゥス・タティウスの娘でもあります。

つまり、彼女は両軍の最高責任者の家族、という立場にあったわけです。

ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748-1825)が中央に描いている、しなやかな両腕を開いている女性がヘルシリアです。

画面向かって右側で、槍を投げつけようとしているのがロムルスです。
向かって左で、盾を掲げてやや腰が引けているのは、サビニ王ティトゥス・タティウスです。

ヘルシリア以外にも、大勢の女性たちが体を張って、この戦闘を止めようとしています。

この勇気ある行動が実を結び、ローマとサビニは和解します。
この後、ロムルスとタティウスは、2つの都市を共同で統治することを約束しました。


2. 原題


ジャック=ルイ・ダヴィッド(Jacques-Louis David)が制作した『サビニの女たち』は、フランス語ではLes Sabinesと言います。

この作品は、ルーヴル美術館(Musée du Louvre louvre.fr)に所蔵されています。





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