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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ『ゴリアテの首を持つダビデ』
2013年1月5日(土) 1本目


目次
1. ペリシテ人
2. 投石器
3. 原題


今回取り上げる作品は、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ作『ゴリアテの首を持つダビデ』です。

2013年1月5日ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ『ゴリアテの首を持つダビデ』262


1. ペリシテ人


カラヴァッジオ(1571-1610)の作品において、首だけ描かれている男は、ゴリアテと言います。
ゴリアテは、古代イスラエルの初代王サウルの時代に、イスラエルと敵対していたペリシテ人の兵士です。

身の丈約3メートルという大男で、イスラエル兵士たちから恐れられていました。
そのゴリアテに完全と立ち向かったのが、羊飼いの少年ダビデです。

ダビデは、旧約聖書に登場する古代イスラエル第2代の王(在位:紀元前1000頃-紀元前961頃)です。

ゴリアテと対峙した時点では、まだ無名の存在でしたが、ゴリアテを倒したことによって、その勇名を馳せることになります。


2. 投石器


若きダビデが、このような巨人を打ち負かすことが出来たのは、腕力よりも知力を用いたからです。
ゴリアテと真正面から取っ組み合いをしたのでは、体の小さいダビデには、勝ち目はありません。

そこでダビデは、投石器を利用することにしました。
ダビデは、離れた場所から相手の額(ひたい)目がけて石を投げる、という戦術を取ることにしたのです。

いかに大男と言えども、額に石が命中すれば痛みに耐えかねて、その場に倒れ伏します。
その一瞬の隙をついて、ダビデはゴリアテの鉄剣を奪い、見事にその首を刎(は)ねたのです。

この旧約聖書『サムエル記』で伝えられる話は、後に、弱者が強者に勝つ喩(たと)えとして、広く用いられることになっていきます。


3. 原題


ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(Michelangelo Merisi da Caravaggio)が描いた『ゴリアテの首を持つダビデ』は、ドイツ語ではDavid mit dem Haupt des Goliathと言います。

das Hauptは、頭、という意味です。

この作品は、ウィーンにある美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)に所蔵されています。




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