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ティントレット『動物の創造』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年05月06日(日)11時28分 | 編集 |
2012年5月6日(日)


今日から新企画として旧約聖書絵画シリーズが始まります。
旧約聖書とは平たく言うとユダヤ民族の歴史書です。

「聖書」というと神の言葉が掲載されている書物という受け止め方をする人が多いと思いますが、どちらかと言うとユダヤ民族の歴史に焦点を当てた構成になっています。

現代の価値観からすると荒唐無稽な話も含まれているのですが、人間の本質を探る上では欠かせない歴史書なのです。


目次
1. 鶏が先だった!
2. 原題


今回取り上げる作品は、ティントレット作『動物の創造』です。

2012年5月6日ティントレット『動物の創造』191

1. 鶏が先だった!


旧約聖書『創世記』の冒頭では、神が天地を創造した様子が記されています。

第一日目は、神は光を作り昼と夜が出来ました。
第二日目は、神は空を作りました。

第三日目は、神は大地を作り海が生まれ植物が出来ました。
第四日目は、神は太陽と月と星を作りました。

第五日目は、神は魚と鳥を作りました。
第六日目は、神は獣と家畜と神に似せた人を作りました。

第七日目は、神は全ての創造の仕事を離れ安息しました。


ティントレット(1518-1594)が描いているのは、神が第五日目と第六日目に動物たちを創造した場面です。

「鶏と卵はどちらが先か」については『創世記』では結論が出ています。

鶏が先です。

画面中央で赤いマントを着ているのが神ですね。

旧約聖書における創造主は老いた男性の姿で描かれることがほとんどです。
神の性別は男であるという捉え方が一般的になされているのでしょうね。

まだこの時点ではアダムは誕生していません。


2. 原題


ティントレットが描いた『動物の創造』は、イタリア語ではLa creazione degli animaliと言います。

la creazioneが創造という意味です。

この作品はヴェネツィアにあるアカデミア美術館(Gallerie dell'Accademia)で見ることが出来ます。





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