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ウィリアム・アドルフ・ブグロー『バッカスの巫女』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年10月20日(木)12時38分 | 編集 |
2011年10月20日(木)


目次
1. 誤解されるオルフェウス
2. 狂乱女マイナス
3. 原題


今回取り上げる作品は、ウィリアム・アドルフ・ブグロー作『バッカスの巫女』です。

2011年10月20日ウィリアム・アドルフ・ブグロー『バッカスの巫女』596

1. 誤解されるオルフェウス


冥界からエウリュディケを現世へ連れ戻すことに失敗したオルフェウスは、その後、イアソンが率いるアルゴー船に乗り込み、様々な活躍を見せました。

アルゴー船での冒険が終わった後、オルフェウスは相変わらず亡き妻エウリュディケの存在を忘れることが出来ないでいました。

エウリュディケへの貞節を貫くために、オルフェウスは女性との交わりを完全に断ち切った生活を続けました。

周囲の女性たちから求愛されても、オルフェウスは無視し続けたのです。

オルフェウスは、エウリュディケに対する一途な想いを捨て切れないだけでした。

ところが、オルフェウスから愛されたいと思っている女性たちは、オルフェウスのそうした態度を、尊大なものとして受け取ったのです。

そして、オルフェウスに相手にされなかった女性たちは、オルフェウスに対して憎悪の念を抱くようになっていきました。

こうした女性たちは、酩酊の神ディオニュソスの信者でもありました。
バッカスは、ギリシア神話ではディオニュソスに相当します。


2. 狂乱女マイナス


酩酊の神ディオニュソスには、集団的狂乱を特徴とする熱狂的な女性信者たちがいるとされています。

この巫女(みこ)たちは、日常的に狂乱しているわけではないのですが、時として理性を失い凶暴化します。

この狂乱したディオニュソスの女性信者たちを、ギリシア神話ではマイナスと呼んでいます。
オルフェウスの周囲にいる女性たちは、このマイナスたちでした。

このことが、オルフェウスの悲劇を招きます。

フランスの画家ウィリアム・アドルフ・ブグロー(1825-1905)は、一人の美しいマイナスを描きました。

マイナスたちは、普段はこのように大人しい女性なのです。

ところが、一度(ひとたび)葡萄酒を飲み始めると、間もなく酩酊し、わめき立て、粗野で奔放な踊りに興じるのです。


3. 原題


ウィリアム・アドルフ・ブグロー(William-Adolphe Bouguereau)が描いた『バッカスの巫女』は、英語ではBacchanteと言います。

この作品は、個人所蔵となっています。





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