映画とドラマと語学、そして株式投資へ
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
スポンサーサイト
記事URL  カテゴリ | スポンサー広告 | --年--月--日(--)--時--分 | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





フェデリコ・チェルヴェッリ『オルフェウスとエウリュディケ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年10月19日(水)12時41分 | 編集 |
2011年10月19日(水)


目次
1. 折れる心
2. 原題


今回取り上げる作品は、フェデリコ・チェルヴェッリ作『オルフェウスとエウリュディケ』です。

2011年10月19日フェデリコ・チェルヴェッリ『オルフェウスとエウリュディケ』397

1. 折れる心


冥界から地上に出る寸前の所までは、全てオルフェウスの計算通りに事が運びました。
ところが最後の場面になって、オルフェウスの心は不安に苛(さいな)まれます。

「本当にエウリュディケは、ついて来ているのだろうか?」


オルフェウスが握っている手は、紛れもなくエウリュディケの手です。

しかし、冥界の長い道を歩いている最中、オルフェウスはエウリュディケの顔を一度も見ていません。
地上に出るまでは、決して振り返ってはいけないというハデスとの約束があったからです。

あと少しの我慢だったのですが、ここでオルフェウスの心は折れてしまいます。
エウリュディケの姿を確認するために、後ろを振り返ってしまいました。

イタリアの画家フェデリコ・チェルヴェッリ(1625-1700)は、後ろを振り向いてしまったオルフェウスを描きました。

向かって左のエウリュディケは、冥界の方へと顔を向けています。
オルフェウスがハデスとの約束を破ったために、これ以上エウリュディケは前を向くことが出来なくなったのです。

次の瞬間、エウリュディケは冥界の彼方へと姿を消してしまいました。
あっという間の出来事でした。

再度エウリュディケを失い、現世へ一人きりで戻ったオルフェウスには、悲劇的な最期が待ち受けます。


2. 原題


フェデリコ・チェルヴェッリ(Federico Cervelli)が描いた『オルフェウスとエウリュディケ』は、イタリア語ではOrfeo e Euridiceと言います。

この作品は、ヴェネツィアにあるFondazione Querini Stampaliaが所蔵しています。





関連記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。