映画とドラマと語学、そして株式投資へ
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
スポンサーサイト
記事URL  カテゴリ | スポンサー広告 | --年--月--日(--)--時--分 | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





アントワーヌ・カロン『ティブルの巫女』
記事URL  カテゴリ | ローマ建国史絵画 | 2012年05月04日(金)12時15分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2012年5月4日(金)


目次
1. ティブル
2. 原題


今回取り上げる作品はアントワーヌ・カロン作『ティブルの巫女』です。

2012年5月4日アントワーヌ・カロン『ティブルの巫女』241

1. ティブル


ティブル(Tibur)とはローマ市の東に位置する街ティヴォリ(Tivoli)のラテン語読みです。
ティヴォリは古代ローマ時代から別荘が多く作られている街として有名です。

デンマークの首都コペンハーゲンにあるチボリ公園はこのティヴォリの名を冠した公園です。
チボリ公園はイタリア語で I Giardini di Tivoli と綴ります。

フランスの画家アントワーヌ・カロン(1521-1599)が描いているのはアウグストゥスとティブルの巫女(みこ)のやりとりの場面です。

ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(在位:紀元前27-紀元後14)はローマ元老院から「あなたに神格を授けたい」という提案を受けました。

アウグストゥスはその元老院からの提案を受諾するべきかどうかをティブルの巫女に尋ねているのです。

画面中央で赤いマントを身につけて左膝を地面につけているのがアウグストゥスです。

その向かって右で青い服を着て左腕を上げているのがティブルの巫女です。

アウグストゥスからの相談を受けた巫女はローマの神々よりも偉大な幼児が間もなく誕生することを予言しました。

そして巫女が天空を指差すとその先には聖母子が現れました。

画面向かって右上にはマリアとイエスが描かれています。

巫女はこのことを通じて世俗の権力を超越する尊崇すべき存在があることを皇帝アウグストゥスに示したのです。


2. 原題


アントワーヌ・カロン(Antoine Caron)が描いた『ティブルの巫女』はフランス語ではLa Sibylle de Tiburと言います。

La Sibylleは古代の巫女を意味する語です。
この作品はルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。

ローマ建国史絵画のシリーズは今回で完結しました。

最後の最後でイエスが少しだけ登場しましたが、イエスを扱った新約聖書絵画のシリーズを展開する前に大幅に時代を遡り旧約聖書絵画シリーズを次回から始めます。





関連記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。