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マイケル・ダグラス主演映画『ディスクロージャー』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2013年01月15日(火)10時06分 | 編集 |
2013年1月15日(火)


目次
1. 復讐物語
2. 昔の彼女
3. 女性上司から男性部下へのセクハラ


1. 復讐物語


1月10日(木)にテレビ東京で、マイケル・ダグラス主演の映画『ディスクロージャー(原題:Disclosure)』をやっていました。

disclosureは、情報公開、という語義もありますが、ここでは、秘密の露呈、という意味で使われています。

ウィキペディアでは、サスペンス映画に分類されていますが、それほどサスペンス色は強くはなく、エロティック路線というほどでもなく、敢えて絞り込むとすれば、復讐譚、という感じでしょうか。

マイケルが演じるトム・サンダースは、ソフトウェア企業の製造部門責任者で、近々、重役に昇進することが確実視されている人物です。

ところが、社長のボブ・ガーヴィンが、製造部門の重役として選んだのは、トムではなく、事業本部長のメレディス・ジョンソンでした。

ボブは、ドナルド・サザーランドが演じ、メレディスは、デミ・ムーア(Demi Moore)が演じています。

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2. 昔の彼女


トムとメレディスは、遠い昔、交際していた時期があり、お互いに相手の心も体も知り尽くした間柄です。
トムは、メレディスと別れた後、別の女性と結婚し、子供2人を儲け、シアトルで幸せに暮らしていました。

トムは、役員の椅子に座るはずだったのが、実際には叶わず、さらには、あろうことか、その椅子に座って上司となったのが、かつての恋人メレディスだったわけです。

メレディスは、部下となったトムを部屋に呼び出し、以前のような性的関係を強要します。

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トムには、もうメレディスに対する性的関心は残ってはいませんでしたが、メレディスの甘言に乗る形で、セックスを始めてしまいます。

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セックスが始まった以上、2人はキスをし、トムのペニスは勃起し、メレディス主導で、フェラチオが行われ、いよいよペニス挿入の段となりました。

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ところが、ここに来て、トムは鏡に写った自分の顔を見て、ようやく我に返り、挿入直前でセックスを中断します。

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結果的に、恥をかかされた格好のメレディスは、部屋から逃げるようにして出て行った「部下」を追いかけ、階段の上から後ろ姿を見下ろしながら、罵詈雑言を浴びせかけます。

この時に、デミの豊乳が大きく揺れて、映画における一つの見せ場となっています。

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3. 女性上司から男性部下へのセクハラ


翌日、メレディスの策略により、朝一番の会議に遅刻したトムは、セクハラの犯人に仕立て上げられていました。

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本来、セクハラとは、業務上の権力を持った上司が、部下に対して、業務割り当てや出世に対する便宜供与をしてやる見返りに、性的行為を強要することで、通例では、男性上司が女性部下に対して行う蛮行です。

しかし、この映画では、上司が女性だった場合に、世間がどのように受け止めるのか、という論点を提示しています。

確かに、トムは嫌がりながらも勃起し、フェラチオをされるがままにしていたわけですが、この勃起の事実をセックスに対する同意と見做すのか、それとも、言葉の上ではトムが「セックスするのは嫌だ」と明言しているのを真に受けるのか、こうしたことが論点になっているわけです。

男性が受け身の立場になるという、通例のセックスとは逆の事態が起きている場合に、女性上司にセクハラの意志があったことを立証できるのか、そして、男性部下には「その気」はなかったことを、どのように証明するのか、こうした厄介な主題が描かれている作品です。

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