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レンブラント・ファン・レイン『ダビデとヨナタン』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2013年01月19日(土)12時24分 | 編集 |
記事のタグ: エルミタージュ美術館
2013年1月19日(土)


目次
1. サウルの息子ヨナタン
2. 涙の別れ
3. 原題


今回取り上げる作品は、レンブラント・ファン・レイン作『ダビデとヨナタン』です。

2013年1月19日レンブラント・ファン・レイン『ダビデとヨナタン』402

1. サウルの息子ヨナタン


ダビデの暗殺に失敗したサウルは、その後息子のヨナタンにダビデの暗殺を命じました。

ところがヨナタンはダビデのことを敬愛していたので、ダビデに敵意を示す父サウルを諌(いさ)める側に回ります。

実はこの以前に、サウルは娘のミカルがダビデに対して恋心を抱いているのを知り2人を結婚させていました。

ヨナタンはミカルの婿となったダビデと日常的に接するようになり、その人柄に惚れ込んでいきます。

ダビデとヨナタンの間には友情が芽生え、お互いの信頼は揺るぎないものになって行きました。
このような人間関係がある以上、ヨナタンにダビデが討てるはずがありません。

王サウルはダビデに対する嫉妬にかられ、息子ヨナタンの心情すらも読めなくなっていたわけです。


2. 涙の別れ


オランダの画家レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)は、ダビデとヨナタンが抱き合って涙の別れをしている場面を描きました。

前景で背中を見せて泣いているのがヨナタンです。
ヨナタンを両腕で抱き慰めているのがダビデです。

ヨナタンはどうやっても父サウルの考えを変えることが出来ず、これ以上ダビデとは会うことが出来ないことを嘆いています。

ダビデはサウルから命を狙われる日々の中で、サウルの息子であるヨナタンが自分の味方になってくれたことに感謝し別れを惜しんでいるのです。


3. 原題


レンブラント・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn)が描いた『ダビデとヨナタン』は英語ではDavid and Jonathanと言います。

この作品はエルミタージュ美術館(State Hermitage Museum)で見ることが出来ます。




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