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グイド・レーニ『アウロラ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年05月15日(日)13時08分 | 編集 |
2011年5月15日(日)


目次
1. オーロラの語源
2. 風の母
3. 原題


今回取り上げる作品はグイド・レーニ作『アウロラ』です。

2011年5月15日グイド・レーニ『アウロラ』135

1. オーロラの語源


ローマ神話における曙の女神アウロラはオーロラの語源となりました。
ギリシア神話ではエオスに相当します。

エオスはティタン族のヒュペリオンとテイアの間に生まれました。
系譜を示します。

ウラノス→ヒュペリオン→エオス


太陽神ヘリオスと月の女神セレネはエオスの兄姉にあたります。
やがてヘリオスはアポロンに同一視され、セレネはアルテミスに同一視されていくことになります。

しかし元々は、アルテミスとアポロンはゼウスとレトの間に生まれた双子の姉弟です。

ギリシア神話の太陽神及び月の女神は、本来はヘリオスとセレネでした。

いつしか様々な逸話が混同されて、アルテミスとアポロンが彼らの役割を吸収する形になったものと思われます。

一方、エオスに関してはこのような混同は起きず、暁の女神としての役割を継承する他の女神はいないようです。


2. 風の母


暁の女神エオスは星空の神アストライオスとの間に、西風の神ゼピュロス、北風の神ボレアス、南風の神ノトスを儲けました。

また、明けの明星エオスポロスも、エオスとアストライオスとの間の子です。

イタリアの画家グイド・レーニ(1575-1642)が描いているのは、馬車に乗っているヘリオスを先導しているエオスの姿です。

向かって右でヘリオス一団を先導しているのがエオスです。
両手には花を持っています。

向かって左で馬車に乗っているのは太陽神ヘリオスです。
ヘリオスはアポロンと同一視されていった太陽神です。

ヘリオスの周囲で手をつないで歩いているのは、時間の女神ホーラたちです。
ホーラたちは季節の規則正しい移り変わりを司るので、季節女神とも呼ばれます。

馬の上方ではエロスが松明を掲げています。

エオスとヘリオスが大空を駆け巡っている時間帯ですので、松明がなくても十分辺りは明るくなっています。

従ってこの松明は愛の炎を象徴するものと考えられます。


3. 原題


グイド・レーニ(Guido Reni)が描いた『アウロラ』はイタリア語ではL'Auroraと言います。

この作品はローマにあるPalazzo Pallavicini Rospigliosiで見ることが出来ます。





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