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ジュリア・ロバーツ主演映画『エリン・ブロコビッチ』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2012年03月02日(金)10時58分 | 編集 |
2012年3月2日(金)


今回の記事には露骨な性的表現が含まれています。
性的表現に対して心的なストレスを感じる方は、読まないことをお勧めします。


目次
1. 実在女性の成功物語
2. フェラチオのしすぎで、口が疲れたのよ。
3. 実際にフェラチオをしたわけではない
4. フェラチオを知らない女性は、翻訳家にはなれない
5. 私のブログは「エロブログ」ではない


1. 実在女性の成功物語


2月27日(月)にBSジャパンで、『エリン・ブロコビッチ(原題:Erin Brockovich)』をやっていたので録画して見ました。

エリン・ブロコビッチ(1960-)とは実在の女性です。

2012年3月2日ジュリア・ロバーツ主演映画『エリン・ブロコビッチ』を見た感想1 405

エリンには法律知識はないのですが、勤務先の弁護士事務所の弁護士と力を合わせ巨大企業PG&Eに対して環境汚染を主題に訴訟を起こし、見事に勝利を勝ち取ります。

PG&Eとはカリフォルニア州にある大手企業です。

PG&Eは何年にも渡り工場の敷地内で六価クロムを垂れ流していました。
その結果、地下水が汚染され工場の周辺で暮らす住民たちに甚大な健康被害がもたらされました。

この訴訟は1993年に起こされました。

主演のジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)はこのエリン役で、第73回(2000年)のアカデミー主演女優賞を獲得しています。

ジュリアは胸の谷間を強調する服を着て、色気を前面に押し出した法律事務所の職員を演じています。

2012年3月2日ジュリア・ロバーツ主演映画『エリン・ブロコビッチ』を見た感想2 435

実際のエリンが映画で描かれているほど露出度の高い服装をしていたのかどうかは定かではありません。

ただ、エリンは若い頃ミス・コンテストに出場し1981年にはミス・パシフィック・コースト(Miss Pacific Coast)に選ばれている女性です。

ということは、官能的な肉体の持ち主で男の視線を胸の谷間に集めるためにわざと大胆な衣服を日常的に着ていた可能性も多分にあると思われます。

作品では法廷での争いはあまり描かれておらず、ジュリアのムチムチの胸や下品な言葉遣いに焦点が当てられています。

この作品は実話を元にしているとは言ってもあくまでもフィクションなので、実際のエリンがあそこまで下品な言葉を使っていたかどうかは分かりません。


2. フェラチオのしすぎで、口が疲れたのよ。


映画の終盤におけるジュリア・ロバーツの台詞を紹介しますね。
あくまでも英語の勉強のためですよ。


I just went out there and performed sexual favors.

(私には法律知識がないので相手を説得するためには)仕方なくお色気作戦で


Six hundred and thirty-four blow jobs in five days...

634人(の原告一人ひとり)にフェラしまくったの。


I'm really quite tired.

(フェラチオのしすぎで)ヘトヘトよ。


これらの日本語訳は私が訳したものではなく、映画の字幕担当である古田由紀子が訳したものです。
ただ、括弧内は映画を見ていない人が理解しやすいように私が付加したものです。


3. 実際にフェラチオをしたわけではない


I just went out there...は直訳すると私はあそこへ行ってたのよとなりますが、字幕では訳出されていません。

634名の原告の中にはあくまでも裁判で決着を付けるべきだと主張し、和解への署名を渋る人々もいました。

そうした原告たちを説得し和解に応じさせるために、エリンは原告の自宅などへ赴いていたわけです。

ただ、エリンには残念ながら法律の素養がありませんので、法律の知識を駆使して原告団を説得することは出来ません。

そこで女の色気という武器を使ったわけです。

もちろん、実際にはエリンは原告の人々にフェラチオはしていませんよ。
あくまでも彼女は冗談で言っているだけです。

performed sexual favorsは直訳すると性的な好意をするとなります。

favorには世話とか接待という訳語を当てることができますので、performed sexual favorsは意訳してお色気作戦を実行したのよとなるわけです。

Six hundred and thirty-four blow jobs in five days...は直訳すると(現地に滞在していた)5日間で634回のフェラチオを・・・となります。

フェラチオは英語ではblow jobと言います。
ここでは634回なので複数形のjobsになっていますね。

動詞blowの基本語義は風が吹くですが、フェラチオをするという意味でも使われます。
blow jobは相手が女性の場合にも使えて、クンニリングスと訳されます。


4. フェラチオを知らない女性は、翻訳家にはなれない


学校英語では教師が生徒に対してblow jobの意味を覚えるよう命じたら、その教師は首になるかも知れませんね。

しかし性別に関わらず、大人になって翻訳や通訳を職業にしている人はみんな知っている言葉です。

私だっていつどこでblow jobの意味を覚えたのかと聞かれても返答に困ります。

少なくとも大学受験時代には知りませんでしたが、その後英語学習を続けていく過程でいつの間にか覚えてしまいました。

まあ、映画の世界ではフェラチオに限らず、公言することが憚(はばか)られる言葉がたくさん出て来ます。

しかし、映画監督が表現したいことを正確に理解するためには、blow jobという言葉の意味を知っておくことも重要なのです。

有り体に言うと、フェラチオを知らなければ翻訳家にはなれないということですね。

なぜなら、映画や小説の世界ではアダルトビデオでなくても、セックスの場面が頻繁に描かれているからです。

アダルトビデオのような明確な描き方をしないまでも、明らかにフェラチオと分かる描写をしている「本格派映画」はいくつもありますよね。

大人の女性であれば、今までの人生の中で男にクンニリングスをしてもらいたいという欲求を抱いたことがあるのは自然なことだと思います。

また、男からの要求に応じてフェラチオをしたことがあるのも極めて自然なことです。

ただ、そういった「セクシーな」行為はあくまでも「私的空間」においてなされるものであり、法律事務所のような「お固い空間」では、「フェラ」などという扇情的な言葉を耳にすることは皆無といって良いでしょう。

だからこそ、ジュリアが本件訴訟を協力して戦っている他の法律事務所の会議室において、人目を憚らず平気でblow jobsという言葉を発した時に「お固い」弁護士たちがどのような表情を浮かべるのかが見どころの一つになっているわけです。

是非、映画を見て下さい。


5. 私のブログは「エロブログ」ではない


私はこういう「セクシーな」内容を言語の修得のために大真面目に書いています。

しかし「学校英語」こそが「正しい英語」であると頑(かたく)なに信じている「お固い」人々にとっては、私のブログは有害ブログあるいは「エロブログ」と評価され、いずれアップロード禁止処分になるのかも知れません。

そういう措置を画策する「お固い」人たちは、ジュリアの豊満な乳房が頻繁に登場する作品も有害映画あるいは「エロ映画」と評価し、公開禁止やDVD販売禁止にしてしまうのかも知れませんね。


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