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フランチェスコ・プリマティッチオ『オデュッセウスとペネロペ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2012年03月22日(木)13時48分 | 編集 |
2012年3月22日(木)


目次
1. 女としての幸せ
2. 原題


今回取り上げる作品は、フランチェスコ・プリマティッチオ作『オデュッセウスとペネロペ』です。

2012年3月22日フランチェスコ・プリマティッチオ『オデュッセウスとペネロペ』302

1. 女としての幸せ


イタキ島の王オデュッセウスは、トロイ戦争出征以来、20年の歳月を経て、ようやく故国へ帰還することが出来ました。

イタキ島は、地中海の海域の一つであるイオニア海に浮かぶ島です。

オデュッセウスの留守中、多くの求婚者がペネロペの元に集まりましたが、ペネロペの貞節は固く、男たちに指一本触れさせませんでした。

美貌のペネロペと結婚することで、ペネロペの熟れた肉体だけでなく、イタキ王の座をも手に入れようと画策した男たちは、20年ぶりに帰還した王オデュッセウスによって打ち負かされ、イタキ島から追放されました。

フランチェスコ・プリマティッチオ(1504-1570)が描いているのは、オデュッセウスが妻ペネロペと久しぶりのセックスを楽しみ、夜通し語り合っている場面です。

オデュッセウスは、この20年、セックスを我慢してきたわけではありませんが、ペネロペは夫の生存を信じて貞節を守り通し、自分の性欲は完全に抑制してきたのです。

ペネロペは、20年ぶりに愛する夫の肉体に触れ、馴染みのペニスを握り、咥え、何度も挿入されて、言葉では言い表せない幸福感に浸りました。

女性にとっても、セックスを我慢し続けるのは、並大抵のことではありません。
待ち続けたペネロペにも、ようやく、女の幸せが訪れたわけです。


2. 原題


フランチェスコ・プリマティッチオ(Francesco Primaticcio)が制作した『オデュッセウスとペネロペ』は、英語ではOdysseus and Penelopeと言います。

この作品は、アメリカのオハイオ州にあるトレド美術館(Toledo Museum of Art)で見ることが出来ます。





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