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ヤーコブ・ヨルダーンス『メレアグロスとアタランテ』 アントワープ版
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年10月26日(水)13時35分 | 編集 |
2011年10月26日(水)


目次
1. 叔父たちの不満
2. 原題


今回取り上げるのは、ヤーコブ・ヨルダーンス作『メレアグロスとアタランテ』です。

2011年10月26日ヤーコブ・ヨルダーンス『メレアグロスとアタランテ』 アントワープ版 425

1. 叔父たちの不満


ギリシア中の名だたる武将たちが力を結集して、ようやくのことでカリュドンの猪を退治することが出来ました。

フランドルの画家ヤーコブ・ヨルダーンス(1593-1678)が描いているのは、カリュドンの猪を仕留めた後の場面です。

画面中央で、猪の頭部を抱えているのがアタランテです。

アタランテは猪打倒に対して、極めて大きな手柄を立てたということで、メレアグロスから戦利品としての猪の頭部を与えられたのです。

戦闘が終了した後、本来であれば、その名誉や戦利品としての猪の頭部や皮は、闘いの中で功績のあった者たちに公平に分配されるべきです。

これは、いつの時代でも、どの民族であっても変わらない論功行賞(ろんこうこうしょう)であるはずなんですが、アタランテに恋をしたメレアグロスは、今回の猪捕獲作戦の成功は、アタランテ1人の手柄であると断じてしまいました。

この独断に対して猛烈に反対したのが、メレアグロスの叔父たちです。

カリュドン王オイネウスと王妃アルタイアの近親者として、猪征伐隊に参加した者たちが、王子メレアグロスの間違った判断に対して公然と異を唱えたのです。

画面向かって左側に描かれた3名の男性が、その叔父たちです。
叔父たちは、アタランテが抱えている猪の頭部を奪い取ろうとしています。

画面向かって右端に描かれたメレアグロスは、右手を剣の柄(つか)にかけ、今にも引き抜こうという構えです。

続きます。


2. 原題


ヤーコブ・ヨルダーンス(Jacob Jordaens)が描いた『メレアグロスとアタランテ』は、英語ではMELEAGER AND ATALANTAと言います。

この作品は、アントワープ王立美術館(Koninklijk Museum voor Schone Kunsten, Antwerp)で見ることが出来ます。





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