映画とドラマと語学、そして株式投資へ
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
スポンサーサイト
記事URL  カテゴリ | スポンサー広告 | --年--月--日(--)--時--分 | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





アルノルト・ベックリン『オデュッセウスとカリュプソ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2012年03月15日(木)12時54分 | 編集 |
2012年3月15日(木)


目次
1. カリュプソとの別れ
2. 原題


今回取り上げる作品は、アルノルト・ベックリン作『オデュッセウスとカリュプソ』です。

2012年3月15日アルノルト・ベックリン『オデュッセウスとカリュプソ』239

1. カリュプソとの別れ


オギュギア島で暮らすオデュッセウスとカリュプソとの間には、二人の息子が生まれました。

オデュッセウスは、カリュプソのことを正式な妻だとは認識していませんでしたが、カリュプソが産んでくれた可愛い子供たちとの生活に、ある程度の幸せを感じていました。

しかし、妻ペネロペは自分の帰還を信じて、イタキ島で待ち続けているはずです。

オデュッセウスは、7年が経過したところで、遅ればせながら、一刻も早くこの島を出航し、祖国イタキへ戻りたいと考えるようになりました。

スイスの画家アルノルト・ベックリン(1827-1901)が描いているのは、望郷の念にかられたオデュッセウスの姿です。

向かって左で背中を見せて、海の彼方を見つめているのがオデュッセウスです。
向かって右で、赤い布の上に腰掛けているのが、カリュプソです。

オデュッセウスの現地妻となったカリュプソは、オデュッセウスの寂しげな背中を見つめています。
カリュプソは、オデュッセウスが自分よりも妻ペネロペを愛していることを知っています。

しかし、もしこのままオデュッセウスがオギュギア島から出航できなければ、オデュッセウスの愛を引き止めることが出来るのです。

オデュッセウスの真の幸せは、イタキ島へ戻ることですが、それは同時に、カリュプソと子供たちにとっての不幸を意味します。

運命に翻弄されたのは、オデュッセウスだけではありません。
オデュッセウスを愛してしまったカリュプソにも、別離という不幸が訪れるのです。


2. 原題


アルノルト・ベックリン(Arnold Böcklin)が描いた『オデュッセウスとカリュプソ』は、ドイツ語ではOdysseus und Kalypsoと言います。

この作品は、スイスのバーゼル(Basel)にあるバーゼル市立美術館(Kunstmuseum Basel)で見ることが出来ます。





関連記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。